がん(癌)  恐れるな(うろたえるな)  但し侮るな!
がんで余命3ヶ月の宣告を受けたにも関わらず、現在は夫婦で沖縄旅行へ行けるようになりました。

私の息子が、がんについて考えていること

がん(癌)についての考えを書く前に
はじめまして、癌の父を持ち、かつ薬剤師を生業としている息子です。
皆様、父の話を時間を割いていただき、読んでくださって有難うございます。ここでは家族として、また薬剤師として、癌について思うことを書いておきたいと思います。
この『闘病記』は父の壮絶?でもない闘病を手記にしたらいいよ。と言って父に無理やり書いていただきました。
皆様の闘病の参考になれば幸いと思っています。
がん(癌)について考えていること
自分は漢方薬を勉強している薬剤師で、よく自分の薬局で癌患者のご相談を受けていたのですが、親戚には癌が来ても、まさか自分の家族にはその禍はこないだろう・・・と思っていたのですが、一転、癌と闘う家族の身になってしまいました。
一瞬不安になりましたが、「は本人にも家族にとってもプレゼント」という立場に立って、癌になることによって「私たちの生命と考えをいかに見直していくのか?」を教えられていく授業なんだな。と近年、思うようになりました。
よく、病院のいうとおりに「抗癌剤で戦っていれば間違いない」とか、「先生がいうのだからこれしかないんだ!」というような方もいれば、「あの漢方が効くと○○先生が言った。TVがそういった。」とか、「この健康食品を飲んでいればいいと人から言われた。」「中国や韓国、アメリカ等で抗がん剤として承認されているようなものだから・・・」などいろいろな情報が入って悩む方もたくさんいます。
でも最近思うのが、TVやメディアで出演したり、手記を書いている方が壮絶な闘病をされて亡くなっていく報道を見て、癌と闘わないという方法もあるのではないかと思っていました。
しかし、父はそれを納得するはずはありません。当たり前です。
そのために本人の希望に沿って行く所(余命宣告という)まで行かなくては行けないだろう。と思っていました。
そこが本当の治癒への始まりだ。」と思っていたのです。
がん(癌)の患者さんにしてあげられること
私は、大手製薬会社の研究職、病院勤務をしていて、科学的根拠の必要性とそのリスクを感じ、そしてそれだけでない現代医学の限界、矛盾を感じていました。
一方、漢方や健康食品にも、その虚実や安全性、有効性、そのリスクなども感じ、また氣や自然治癒力、微生物との共棲など人間の身体の科学では解明できない不思議さ、ある意味「天の摂理」とでもいいましょうか?
そういうものがあるということを感じてきました。
自分の中にその時点の知識では、解決できないもやもやしたものがあったのです。
そして九州大学第二内科元教授 藤野武彦先生に出会い、その健康観、医療観、人間哲学に触れ、あーここにこういう答えがあったんだと感じました。
そのため、自分の薬局でお客様を集めて2回も藤野先生に講演していただきました。
そこでホリスティックの考え方を教えていただいたのです。
また、九州大学心療内科元教授の故池見酉次郎先生、浜松医大の永田勝太郎先生、漢方の大家 近畿大学薬学部の故久保道徳教授にお教えいただく機会をいただいたり、今もお付き合いさせていただいています元国立がんセンター池川哲郎先生、愛媛大医学部の寒川先生、九州大学医学部の名前をかけない大変偉い先生方などに出会い、医療観、医療人としての哲学、最新医学〜心身医学〜統合、漢方医学を学ばさせていただきました。
また、その機会を頂きました。
そこでホリスティック、心身〜統合医学の考えを自分で勉強し、癌の患者さんとお話をできるようになったと思います。
もちろん自分の考え方がすべて正しいとは思っていません。ただ癌になって皆様が困っている時に回答の一つとして、必要な方だけに聞いて頂きたいとおもいます。
そのため父が癌になった時でも、本人の思考回路、感情、理念を含め冷静に対処できたとは思っています。
自分としては、父の癌に対する心構えに関して不満なことはたくさんありますが、本人を尊重し、家族として今できることを精一杯してあげられたらいいと思っています。
もう亡くなった祖父、祖母、ご先祖様が、あの世に父を「まだ来らせるな。お前の試練だ。 」といっているような気がします。
そのために、いろいろな先生方とご縁があったのではないかとも思えます。
いかに楽に癌を患っている父に負担なく闘病をさせ、うまくいけば克服できる人間になれるのか・・・ 。
その可能性は理論的に少しでもあれば、癌患者を持つ家族として、かけていくつもりです。
そのために、研究者の精神を常に忘れずに、有益な情報を捜し、入手し、検証し、実践していく。
また、さまざまなご縁のある先生方からお教えを請いながら、癌患者に関して家族の立場に立って最善を尽くせるようにしていきたいと思っています。
最後に
」という言葉は患者、家族にとって死の恐怖を感じさせるとても重い言葉です。
私は、そこに関われるとは少しも思っていませんでしたが、癌で悩んでいる皆様に私ども家族の癌の闘病記が参考になればとおもいます。
なんか、薬剤官として戦地に出向き戦死した爺ちゃんが私についているみたいです。

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